Jserもくもく会 活動報告
はじめに
この記事はMonaca Advent Calendar用に書いたものです。
毎月1〜2回に開催しているJSerもくもく会についての紹介とこれまでの振り返りについて書きました。
詳しい自己紹介は私のサイトにあります。
JSerもくもく会とは
JavaScriptやmonacaを使ったハイブリッドアプリ開発、フロントエンドに関するもくもく会です。
言語や経験年数などは不問です。
もくもく作業をやるのも良し、おしゃべりするのも良し、困ったところや問題は相談して、一緒に対応したりと
堅ぐるしくなく、ゆるーい感じのアットホームなもくもく会です。
JSerとはJavaScript使いを意味します。
2017年の7月にJSerもくもく会を始めてから1年半ぐらいになります。
Monacaとのつながり
当時、私はフリーランスで独立した直後に知人の紹介より、
SNS系サービスのスタートアップに内製エンジニアとして参画していました。
第1段階はサイトをローンチ、第2段階はアプリでローンチという方針で、
サイトのリリースに向けて進んでいましたが、クライアントの方針転換でアプリのリリースを最優先に対応することになりました。
急な方針転換で以下の問題がありました。
- 画枠にサイトを表示する画枠アプリはクライアントの要望よりNG
- AndoridとiOSのアプリを別々に開発しないといけない、2重コストが発生する
- 参画していたデザイナーはWebデザインしかやったことがない
私自身、アプリ開発自体も経験がなく、今までの経験でアプリ開発は何とかなるだろうと思っていましたが、AndoridとiOSと同時に開発する、デザイナーはWebデザインしかできない、それと要員を追加するお金もないという厳しい状況がありました。
どうしようかと悩んで、ふっと4月ぐらいに梅田のデジハリで開催していたHTML5感に参加した時のアシアルさんのハイブリッドアプリ開発のMonacaを説明していたことを思い出し、これだと!と思いました。
Monacaであれば、
- AndoridとiOSはハイブリッドで開発できる
- Webの技術(HTML5/CSS/JavaScript)で開発できる
- デザインもWebデザインのやり方でできる
と懸念していた問題点は払拭されました。
Monacaを採用するようにしましたが、Monacaをさわるのも初めてで、
当時、関西でエンジニア向けのMonacaのイベントやセミナーもほとんどなかったので、それなら関西のMonacaの有識者が集まるイベントをやってみおうということになり、Monacaで開発経験があるエンジニアが集まるためのもくもく会を始めたのがきっかけです。
なぜ「Monacaもくもく会」ではなく「JSerもくもく会」の名前にしたのかというと、
今回、Monacaで開発するJavaScriptは思いっ切ってReactにしようということになり、
React自体も私は初めてでもあり、今時のJavaScriptに精通しているエンジニアも集まるよう、エンジニアが幅広くが集まるためにその名前にしました。
活動報告
私自身、参画していたスタートアップのプロジェクトが資金面の問題で4月末に参画終了となり、Monacaでの開発はご無沙汰になって心寂しいですが、現在も継続的にもくもく会を行なっています。
参加者がゼロの場合の月もあったり、満員御礼の月もあったりしましたが、
1年半ぐらい継続していますと、色々とありました。
以下、概要レベルですが、活動報告です。
参加者
参加者ですが、今までのところ以下のようになります。
参加した動機
参加者の人と話すともくもく会の参加した動機は以下のようになります。
- 以前、Monacaで開発していたので興味があって来た
- ただ単にもくもく作業したいので来た
- プログラミング初心者なので勉強や相談したいので来た
- 会社でMonacaで開発することになり、情報収集のために来た
- Monacaで開発しているので、Monacaについて情報交換のために来た
- Monacaが何なのか興味があって来た
- スタートアップのアプリの開発でMonacaを検討しているので相談のために来た
- フロントエンドの技術を学びたい、相談したいので来た
- プログラマーの仕事をしたいので業界や就職について相談のために来た
Monacaについて色々な目的で参加したり、Monaca以外での目的も多々ありました。
Monacaの知名度ですが、当初はエンジニアの人でも知らない人が少しいる程度でしたが、最近はMonacaを知っている人がほぼ殆どで、当初よりは知名度は高くなったと会話から感じていました。
もくもく会では、初心者、Monacaを初めて使う人や興味ある人にはMonacaの説明やメリットとデメリット、Monacaでの開発をイメージしやすいようにデモアプリの紹介をしたり、私自身、Monacaで開発した経験で得られたノウハウ等も話したりしています。
関西のMonacaのユーザグループのMonacaUG OSAKA の紹介も積極的に行なっています。
エピソード
1年半も継続していますと色々とエピソードがあります。
印象に残っているのは以下のエピソードです。
- 外部のもくもく会の主催者の偵察が来た
- 財布を忘れたので財布を家に取りに行って戻りますと言ったまま、結局、戻らなかった。
- 外国人の参加があった。
外国人の参加はびっくりしました。
外国人の参加は今まで2人で、
1人目はフィンランド人のおじさんの会社員の方で奥さんは日本人で、
Monacaとニフティクラウドで装置の計測データを扱うアプリを開発しているということで、エラーが発生して分からないということで、私も調査して対応した記憶があります。
2人目はイタリア人の若者の方で奥さんは日本人の方で、日本でプログラミングの仕事をしたいので、相談のために来たということで色々と話した記憶があります。
両者共も日本人の奥さんと結婚しているので、日本語はペラペラでコミュニケーションには困りませんでした。
終わりに
次回の2019年のJSerもくもく会は1月13日です!
ご都合ある方はどうぞ、お待ちしております。
Monacaユーザーのみなさん、MonacaUG OSAKA でお会いしましょう!